あなたの大切なひとのために
タバコをがんばってやめてみませんか？
私たちが禁煙をサポートします。
いっしょに頑張りましょう。

タバコをやめるのは何のためですか？
ご自分の健康のため…？

そうかもしれません。

しかし、あなたが病気になればきっと悲しむ人がいます、困る人がいます。

その人を悲しませないために…
その人を困らせないために…

今度はその誰かのためにタバコをやめる努力をしてみませんか?

　
タバコは簡単にやめられなくて当たり前！！

たばこの煙に含まれるニコチンには、麻薬と同じ様に依存性があります。
いままでタバコがやめられなかったのは、あなたの意志が弱いからだけではありません。　

ニコチンの依存には、
　　からだの依存
　　こころの依存
この二つがあります。

からだの依存は、実際にニコチンが体から抜けるときの禁断症状からくるものです。
禁煙補助薬の助けを借りながら、この離脱症状の時期を乗り切ります。

こころの依存は、ニコチンが体から抜けて禁断症状はもう無いはずなのに吸いたくなるという衝動からくるものです。これはタバコに対する「間違った思い込み」がそうさせています。

当院ではこのからだとこころ両方の依存症からの脱却を目標とします。

健康保険で治療を受けるための要件

禁煙治療を健康保険等で受けるためには一定の要件があります。

まずは受診の前にご自身でチェックしてみることをお勧めいたします。

1.前回の治療の初回診療日から1年経過している
過去に健康保険等で禁煙治療を受けた方は、前回の治療の初回診察日から1年以内は、自費診療となります。
2.「禁煙治療を受けるための要件」４点を満たしている
•ニコチン依存症を診断するテスト(TDS)で5点以上^※
• 1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数=200以上（35歳未満は除く）
• 直ちに禁煙を始めたいと思っている
• 禁煙治療を受けることに文書で同意する

禁煙治療の流れ

禁煙補助薬の種類と費用について

ニコチンパッチ（ニコチネルTTS）を使用した場合

タバコの代わりに皮膚からゆっくりニコチンを吸収させることにより、急激なニコチンの血中濃度上昇を防ぎます。これにより、ニコチンの禁断症状を和らげ少しずつからだの依存から離脱させます。
医療機関では市販のものより大きなものを使用します。
費用は3割負担の方で1か月約4,000～5,000円程度（薬代含む）です。

○次の人は、この薬を使用することはできません。
・妊婦または妊娠している可能性のある人、授乳中の人
・急性期の心筋梗塞（発症してから３ヵ月以内）、重篤な不整脈のある人、または冠動脈形成術・バイパス術を受けて間もない人
・脳血管障害の回復初期の人
・過去に過敏な反応を経験したことがある人

内服薬（チャンピックス）を使用した場合

チャンピックスは脳の中にあるニコチンセンサーにニコチンの代わりにくっつきます。このためタバコでニコチンをとってしまっても、ニコチンセンサーが働かず、今までほどの快楽は得られなくなります。
またチャンピックスの作用で微量のドーパミン（ニコチン摂取の時に出る快感物質）が放出され、禁断症状を和らげることでからだの依存から離脱させます。
費用は3割負担の方で1か月約6,000～7,000円程度（薬代含む）です。

○次の人は、この薬を使用することはできません。
・自動車の運転等危険を伴う機械の操作を行う方（傾眠、意識障害等による自動車事故の報告があります）
・過去に過敏な反応を経験したことがある人
〇次の人は慎重投与です。
・重度の腎機能障害のある人
・禁煙自体に様々な症状（抑うつ気分、不眠、怒り、不安など）を伴うことがあり、精神疾患を基礎に持つ人（因果関係は不明ですが薬による症状悪化の可能性もあるため）。

予約が必要です

初回診察は問診からカウンセリング等を含めて60分～90分程度かかります。
1日の診察人数が限られているため、必ず予約を行ってからのご来院をお願いいたします。